SSブログ

目的を鮮明に! [空中戦]

空中戦をこれからおこなおうとしているあなた、「どうしよう」と思われますか。

「ホームページ(公式ウェブサイト)、ツイッター、フェイスブックを開設したい」またはそれらを「改良したい」という声が圧倒的に多いです。

前回の「①ネット上の手法」では、上述の声に対し、それら手法の簡単な説明をしました。さて今回の「②目的を鮮明に」では、「目的」を考えていきたいと思います。



空中戦における目的とは、どういうものがあるでしょう。

一番に挙がるのは、不特定多数に対して認知度を上げることだと思います。

しかし一口に不特定多数といっても、バラマキにはおのずと限度が見えてきます。

より詳細な目的を持つことによって不特定の中の特定を見出すことにつながり効果的な空中戦を展開できるようになるでしょう。



ネット上での空中戦を考える前に今までの空中戦はどのように展開されてきたのかをみてみます。

個人では、一にも二にも駅立ちですね。選挙時外では政治活動ビラの手配りも平行でおこない、連絡事務所等の看板が決められた数枚を掲げる程度。選挙期間中では選挙運動用ポスター、推薦はがきが主流でした。というよりも、その程度しか認められていない状態でした。

政党や確認団体に属していても、その団体の広報紙を利用したり、その団体の掲示板などに講演会のポスターを貼る等のことができるくらいでした。

この純粋な空中戦は、労力や組織力そして財力など大きな力が必要とされ、特に一般の立候補者にとってはルール的にもかなり重苦しくのしかかってくるものでした。



私たち「選挙の達人」は、大手広告代理店とは違い、お金はなくとも「情熱」や「気概」で戦っていくという方々に長年にわたり育てられてきました。

「予算内でいかに一票でも多くを獲得できるか」それを至上命題にみなさまとともに作り上げてきました。

効果的な一撃を加えるには「目的」をしぼる必要がありました。またそれに合致する最善の「手法」を選ぶ必要もありました。



政治活動ビラで考えて見ましょう。

はじめてビラなどをご依頼にこられるお客様によく驚かれます。

「どなたに向けたビラですか」と必ずこちらから確認するからです。「えっ?有権者の方々にですが」という答えが多いです。

「頑固なおじいさん」にも「若いOL」にもしっかり受け入れられるビラは、はっきり言うと作れないのです。その双方に受け入れられるビラは、実際にはなじみすぎてインパクトを与える力が弱くなってしまいます。

何度も同じものを配り続けるのであれば「単純接触効果(ザイアンスの法則)」を得ることができるためにお勧めはします。

しかしそれでは前述のとおり、労力と財力が必要になるのです。

選挙関連の書籍などには「3ヶ月で準備できる」などと書かれていますが、目的と対象をしっかり鮮明にしていなければ戦えないでしょう。



短期間に単発ではっきりとした戦果を求めるには、鮮明な目的が必要です。
nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

Facebook コメント

トラックバック 0

空中戦と地上戦Facebookで主張せよ! ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。